1. まずは自己紹介と、PetPoPの概要を教えてください。
PetPoPのプロジェクトリードを務めているNaomi Namです。
PetPoPは、Nine ChroniclesのIPをもとに開発された、2Dカジュアルストラテジー+デッキ構築要素を取り入れたライトなゲームです。プレイヤーはゴミであふれた世界をきれいにし、美しさを取り戻すという使命があります。
その過程でPOPというゲーム内通貨を獲得し、ペットを孵化・育成して“自分だけのペット軍団”を作り上げていきます。プレイが進むにつれて大きくて強いペットが後ろをついてくる、そんなビジュアルの楽しさが特徴です。でも、大きければ強いというわけではありません。
見た目は小さくて可愛いのに、実は最強クラスというペットもいるんです。
2. このプロジェクトを始めたきっかけと、背後にあるビジョンを教えてください。

Nine Chroniclesは、世界初のフルオンチェーンMMORPGとして、独自メインネットと経済システムを持っています。
非常に挑戦的で革新的なWeb3プロジェクトでしたが、まだまだ多くのユーザーにとって参入のハードルは高いものでした。
そこでPetPoPを立ち上げ、より幅広いユーザーが楽しく親しみやすい形でIPに触れられるようにしたのです。感情に訴える演出、予測不能なユーモア、そしてコミュニティ主導のコンテンツを意識して設計しました。
3. チームの規模や構成、主要メンバーについて教えてください。
PetPoPはたった3人で、約3ヶ月という短期間で開発されました。
Nine Chroniclesの開発経験があったこともあり、スピーディーにプロジェクトを進められました。
ペットの大きさと強さのギャップや、画面を埋め尽くす“群れ”の演出といったアイデアは、この少人数で密に連携した開発環境から生まれたものです。
4. コミュニティ構築で特に重視している点は何ですか?

私たちはプレイヤーを単なる“ユーザー”ではなく、共にゲーム文化を作り上げる“共同制作者”だと考えています。
ゲーム内で発見される面白いペットの組み合わせや、意外性のある展開をミームとして拡散できるように設計しており、そうした感情的で予測不能な要素こそが、自然発生的なコミュニティ成長を促す原動力になると考えています。
さらに、POPの使用量が将来的な$PETPOP配布量に影響するため、ゲームプレイとコミュニティ参加の両方が密接に連動しています。
5. Web2ユーザー向けのオンボーディング設計はどうなっていますか?

PetPoPはウォレット接続やブロックチェーン知識がなくてもすぐに始められます。
LINEログインやDapp Portal、メール認証にも対応しており、必要なタイミングで段階的にWeb3要素を導入するUXを採用しています。Web2・Web3問わず、誰もが自然に楽しめる設計を目指しました。
6. アジア市場とグローバル市場でのアプローチに違いはありますか?
もちろんです。5年間Nine Chroniclesを運営する中で、特に東南アジア地域のプレイヤー特性を深く理解することができました。アジア圏ではIPの質や報酬設計、テンポ感などを重視する傾向が強く、グローバル市場ではソーシャル性やコミュニティ文化が重視される傾向があります。
PetPoPでは、言語だけでなくUXやコンテンツ構成もそれぞれに最適化し、両方の層が楽しめる体験を設計しています。
7. トークン設計やNFT発行、上場戦略について教えてください。
POPはゲーム内のユーティリティ通貨として設計されています。
プレイヤーはPOPを使ってゴミを掃除したり、ペットを探索・アンロックすることができます。また、POPの使用量に応じて、後日$PETPOPトークンのエアドロップ対象にもなります。
$PETPOPはKaiaエコシステム上のオンチェーントークンとして機能し、複数のゲームで活用可能です。
Nine Chroniclesのメイン通貨NCGと補完し合う、ミーム的でアクセスしやすい設計になっています。
8. PetPoPが他のGameFiやWeb3ゲームと一線を画す点は?

PetPoPの魅力は、視覚的な予測不能さと感情的な驚きにあります。
巨大なペットたちがプレイヤーの後をぞろぞろとついてくる様子や、最弱に見える小さなペットが実は最強だったという展開は、プレイヤーに繰り返しの楽しさを提供します。
あえて“ファイナンス寄り”にせず、ビジュアルと感性にフォーカスしたことで、Web2ユーザーにとっても親しみやすい入り口になっています。
9. 印象に残っているユーザーフィードバックや“笑えるハプニング”はありますか?

「このペット、めちゃくちゃ小さいのに…めっちゃ強いw」というコメントが印象的でした。
私たちが意図した“意外性の面白さ”がしっかり伝わったことを感じました。
他にも「画面がペットで埋め尽くされた」や「カオス感が『塊魂』みたい」といった声もあり、狙っていたビジュアル体験が実現できていることに手応えを感じています。
10. 2025年の主要マイルストーンや注目イベントを教えてください。

- PoP → $PETPOPへのエアドロップ構造とTGE(トークン生成イベント)
- シーズン制リーグコンテンツの本格展開
- コミュニティ主導のミームチャレンジや「PetPoPフェスティバル」開催
- Web2ユーザー向けDapp Portal連携コンテンツの拡充
今後もスピード感ある開発と実験的な取り組みを続けていく予定です。どうぞご期待ください!
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